雑念に気づく

呼吸に意識を戻し、再度、集中

「雑念」って、意識していますか?
普段の生活の中ではほとんど意識していないですよね。

人は一日に6万回、思考すると言われています。
すごいですよね、6万回もです。

その6万回のうち、どれくらいがポジティブ思考で、どれくらいがネガティブ思考なのでしょうか。
また、どれくらいが過去のできごとに影響された思考なのでしょうか。

そのほとんどが過去の影響からくる、
ネガティブな思考だと言われています。

マインドフルネスの実践では、
「いま、ここ」での思考や感情に、注意深く気づくことを大切にします。

瞑想をしていると、
様々な雑念が湧いてきます。
ある意味、瞑想は雑念との闘いなのかも知れません。

あと、どれくらい瞑想を続けるんだろう・・・
今日はこのあと、何をしようか・・・
スマホにメッセージきてるかな・・・
顔が痒くなってきた・・・

瞑想を始めてすぐの頃は、

「雑念が消えない」
「周りの音が気になってしまう」
「どうしても色々なことを考えてしまう」

と、自分をマイナスな思考でジャッジしてしまいます。
でも、ジャッジはいらないんです。

雑念に気づく。
気づいたらその雑念に思考を向けることなく、
また瞑想に戻ればいいんです。

そしてまた雑念が湧く。

雑念に気づき、瞑想に戻る・・・
まずはこの繰り返しで続けてみましょう。

ちなみにマインドフルネス瞑想では、
吐く息と吸う息に意識を向けます。

そして、雑念が湧いてきたら
呼吸に意識を戻し、再度、集中します。

瞑想は「心を無にする」ことではなく、
「いま、ここ」に集中して、
余計な思考に判断をつけない。

その習慣をつくるための、トレーニングなんです・・・