マルチタスク

情報過多と脳のストレス

今の時代、情報量の多さに戸惑いと驚きを感じます。

情報過多というのでしょうか。
五感を通し、毎日、様々な情報が私たちに送られてきます。

インターネットの普及。
そしてスマホの普及。

これにより、時代は大きく変化しました。
電車に乗れば8割以上の人がスマホを開いています。
ネットニュースやSNS、メッセンジャーを使った仲間とのやりとり。

ポッドキャストやオーディオブック。
デジタルブックを読んでいる人もいます。
スマホの普及によって、得たい情報を自由に手に入れることができるようになりました。

反面、人との繋がりは希薄にもなってきました。
オフィスでのやりとりにメールやメッセンジャーを使う。

会社の人とのつき合いは仕事だけ。

「勤務時間が過ぎれば、関係ないでしょー」

みたいな・・・

時代の進歩は、人間関係にも大きな変化をつけ始めました。
これって、いいんだか悪いんだか・・・

ところでみなさんは、「マルチタスク」って聞いたことがありますか。

マルチタスク (英: multi tasking) は、コンピュータにおいて複数のタスク(プロセス)を切り替えて実行できるシステムのことである。Unixなど「プロセス」という用語を使うシステムではマルチプロセスともいう(ほぼ同じものを別のシステムでは別の名で呼んでいることもあれば、違うものを同じ名で呼んでいることもあれば、何らかの理由で呼び分けていることもある)。
マルチプログラミングという語は複数のプログラムを動かすという点に着目した語である(一般に、「タスク」とか「プロセス」は、プログラムの活動実体、といったようなものを指す語である)。
逆に、同時に一つのタスクしか実行できない方式をシングルタスクという。

ウィキペディアより

私はコンピュータの仕事を長くやっているので、マルチタスクって言葉を聞くと、「すごい!」をイメージしてしまいます。
1つの処理に短い時間を割り当て、切り替えながら同時に幾つもの処理を実行する。
結果、短い時間で複数のことを完了させることができてしまう。

私はコンピュータだけでなく、人に対しても「マルチタスク」的時間術は適応できる。
そう思っていました。

どれだけ並行して、複数のプロジェクトを遂行するか。
若い頃、いくつものプロジェクトを掛け持ちしていたことを思い出します。

ですが・・・
最近では、人間の脳にとって「マルチタスク」はよくないとされています。

「ながら」作業は集中力を欠いてしまい、持っている力の100%を発揮できません。
脳に負担をかけ、ストレスを生み出してしまうからです。

作業効率がよくなったと思っても、実は高い効果を生み出していないんですね・・・
やはり1つのことに集中することで、パフォーマンスを最大に引き出すことができるのです。

で、どうするか?

「ながら」作業をやめる。
そして時間を決めて、集中的に1つのことだけを行います。

やっぱこれなんです。

その習慣をつくるために取り入れて欲しいのが、マインドフルネス瞑想。

マインドフルネス瞑想は、

「集中力を鍛えます」
「直感力を身につけます」
「判断力を高めます」

試してみる価値がありますね。